
4日目(その1) 8月14日(火) (青森→東京→大阪→神戸→松山→岡山→門司港→下関→博多→京都→東京→仙台→青森)
―ムーンライト松山車中。夜中にふと目が覚めると、そこは海の上。どうやら丁度瀬戸内海を渡っている所のようです。車窓から四国の景色を眺めていたい気もありますが、 流石に今から到着まで起きているわけにもいきません。四国初上陸の期待が高まる中、もう一度寝る事にしました。 (冷房強くて寒かったな…)
次に目覚めたときには外もすっかり明るくなっていて、終点松山到着まであと僅か。車窓に流れる初めての四国の風景は、東北の風景とは雰囲気が違うものでした。―松山駅3番ホーム。 定刻7:45に、列車は松山駅に到着。因みに隣の席は結局誰も来なかったようです。列車から1歩外へ踏み出した瞬間、「暑っ!」 恐らく15℃そこそこであったであろう車内に対し、 外気は間違いなく25℃くらいはあったように感じました。四国は朝から暑い暑い…。 実は松山にも友人が居まして、朝っぱらから松山駅まで迎えに来ていただきました。友人の好意が沁みる今回の旅です。 改札を出て、友人と共にとりあえず市内電車電停へ移動。大街道というところに行くそうです。しかし、松山市に市電があるとは知りませんでした。人口51万人、四国一の人口を有する松山市は、公共交通がとても発達しているようです。 市内には公共交通の網が巡り、何処から何処へ行くにも不便がなさそうです。市電は各方面へ本数も十分に出ているようで、待つことなくすぐに乗ることができました。
松山駅前電停から環状線に乗り、車内で交わされる伊予弁に耳を傾けながら数分。大街道に到着、下車。大街道は、繁華街や松山市役所、愛媛県庁にも近く、市の中心といえそうな場所です。
とは言っても時刻はまだ8:30。周辺施設・店舗もまだ開店前の時間帯。もしも1人で歩いていたのなら、さてどうするか…と考えるところですが、
今は友人という強い味方がついています。友人によれば、松山城なら朝からでも見学できるとのこと。しかも大街道から程近いようです。というわけで、まずは松山城へ向かってみることに。
大街道電停から10分と歩かないうち、ロープウェイ乗り場に着きました。地元青森県の弘前城は平地に堀や土手を巡らせて建てられていますが、松山城は山の上に建てられています。
その山を勝山と言い、山の名前から松山城には「勝山城」という別名もあるそうです。
勝山は市街地のすぐ傍にある割には意外と高く、登るには徒歩ではなくこのロープウェイを使うようです。(因みに、大街道電停からロープウェイ乗り場までの道を、ロープウェイ街と言うそうです。)
乗り場は中々綺麗。建物自体、比較的新しいもののように思われます。そこでロープウェイを待っていると、他の観光客らしき方々もやって来ました。(写真は、山頂の休憩処で食べたかき氷(伊予柑味)。)
山頂に着くと、目先に広がった広場の奥に堂々と聳える白亜の城。現在各地に現存している城は、近年になって復元されて建てられたものが多いのですが、
松山城の天守は江戸時代からそのまま残る、全国でも数少ないものだそうです。
城には詳しくないもので、今回松山市に来るまで松山に城があることすら知らなかったんですが、とても有名な所だったんですね…。城内は見学可能(有料)で、スリッパに履き替えてから城内に入ります。中には、松山城に関する資料も展示されていました。江戸時代に城を建てた大工が板に落書きしたとされる「侍の図」というものが 展示されていて大変興味深かったのですが、どうみても侍には見えませんでした。
傾斜の急な階段を上って辿り着いた天守からは、松山市内を一望する事ができるようになっていました。本日も天気に恵まれ、遠くの海、そこに浮かぶ小さな島々まで見渡す事ができます。
市街地のほうに目を向けると、何やら建物の上に観覧車らしきものがあります。友人に聞くと、「ああ、『くるりん』ね。高島屋の上にあるんよ。」 山や海に囲まれた自然豊かな土地の中に形成される松山市。友人は松山なんて何も無い所だと言いますが、東北では見られないようなその風景は、とても魅力的なものでした。 城内の見学を終えて外に出ると、また例の"暑さ"が。直射日光が…。今にも乾涸びそうになっていると、近くの休憩処に「伊予柑かき氷」なるものを発見。流石松山、これは食べないわけにはいかない!勿論、直ぐに買いに行きました。(先程の写真) 少し待って出てきた、橙色の氷の山。やっぱり真夏にかき氷はなくてはなりませんねぇ。生き返ります。
この松山城、夜になればライトアップされるようです。今夜もう一度来てみることにして、とりあえず一旦山を下りて市街地へ戻ります。
先程はロープウェイで山を上ってきましたが、隣にスキー場のリフトのような物がありました。どうやらこのリフトでも山に上る事ができるようでした。下りも利用可能ということで、折角なので下りはリフトを利用してみます。晴天という絶好条件。景色も良く、風も気持ち良いです。夏の匂いが全身で感じ取れます。これは上りも利用するべきだったな…。 next : 4日目(その2) 8月14日(水) 松山 |